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マイクロパルス

マイクロパルス閾値下レーザーとは

マイクロパルス閾値下レーザーのイメージ画像

マイクロパルス閾値下レーザーは、糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症、中心性漿液性脈絡網膜症そして開放隅角緑内障を非侵襲的に治療する新しいタイプのレーザーです。連続波の照射時間を大幅に短くすることができ、照射時間のオフタイムに熱の冷却が行われるので、照射した部位の温度上昇が起こりにくくなります。熱のエネルギーが選択的に伝わることにより、侵襲性が少なく、痛みがないのが特徴で眼に優しい治療と言えます。従来のレーザーは、組織障害が強く周囲の組織も一緒に破壊し、視野障害や視力低下をきたすこともありますが、マイクロパルス閾値下レーザーではレーザー照射後も組織障害を残さないで治療することが可能です。従来のレーザーでは治療が不能と診断された方、また、硝子体注射が奏功しなかった、あるいは、再発を繰り返した方は、お気軽にご相談ください。

このような症例に対して行われます

  • 糖尿病黄斑浮腫
  • 網膜静脈閉塞症
  • 中心性漿液性網脈絡膜症
  • 緑内障 など

糖尿病黄斑浮腫

黄斑部という視力に最も重要な網膜の中心に、血液成分が染み出てむくみが生じた状態です。黄斑部にむくみが出てくると、視力が低下することがあります。そのようなときに当クリニックでは、抗VEGF薬の硝子体注射、微小血管瘤の直接レーザー凝固治療やマイクロパルスレーザーを単独または組み合わせた治療を行います。

網膜静脈閉塞症

網膜の静脈が詰まって血液が流れなくなる病気です。50歳以上の年配者に多く見られます。静脈が詰まると、そこまできた血液の流れが阻まれ、末梢静脈から血液が溢れ出します。溢れた血液は、眼底出血を招いたり、網膜浮腫を起こしたりします。眼底出血や浮腫が黄斑に及ぶと、視力は低下し、放置すれば回復が難しくなります。

糖尿病黄斑浮腫や網膜静脈閉塞による黄斑浮腫の治療では、別項に述べる抗VEGF薬治療が第一選択となることが多いですが、効果が不十分なときや、治療回数を減らしたいときに、マイクロパルスレーザーが選択肢となります。黄斑部を強いエネルギーでレーザー治療すると、黄斑部の網膜組織がレーザーによって障害され、暗点などの視力障害を来すことがあります。そこで、黄斑浮腫の原因となっている網膜色素上皮層を選択的に、細胞に障害を来さない閾値下のエネルギーを間欠的に照射するマイクロパルスレーザーを行うことで、黄斑組織への侵襲を最小限に抑えたレーザー治療がおこなえます。

中心性漿液性網脈絡膜症

中心性漿液性網脈絡膜症は、網膜色素上皮の障害によって脈絡膜の漿液成分が漏れ出してしまい、視力の低下や変視症を引き起こしてしまう病気です。黄斑部に支障を来たすため、生活の質(QOL)にも影響が出ます。通常は数か月程度で自然に治ることが多いため積極的な治療を控える医療機関もあるようですが、再発を繰り返すことも多いので、当クリニックではマイクロパルスを用いた治療をお勧めしております。

多くの場合3か月程度で自然治癒する疾患ですが、遷延したり、再発を繰り返すと視力が低下したままになります。 レーザー治療にて網膜の下にたまった液を吸収されることが可能です。当院のマイクルパルスレーザーは、従来のレーザーでは治療が不能であった、中心窩付近に漏出点を有する症例でも非侵襲的に治療することが可能です。また、マイクロパルス閾値下レーザーは繰り返し行うことができますので、再発した場合もあきらめずに治療を継続することで、視力を維持することが可能となります。

緑内障

当クリニックでは、緑内障のレーザー治療として、マイクロパルスレーザーを使用しています。点眼薬では眼圧下降が不十分な緑内障に対し、マイクロパルスレーザーを用いて線維柱帯を破壊せずに熱刺激を与えることで、房水流出を促し眼圧を低下、安定させます。従来の手技とは異なり、線維柱帯への侵襲が少ないので、レーザー治療の効果が時間の経過とともに減弱しても、必要に応じて追加照射することが出来ます。これは、外来で点眼麻酔を用い、約5分程度でできるレーザー治療です。手術治療に比べるとその眼圧下降効果は弱いですが、点眼薬の次の一手として患者様の状態を見極め、緑内障の治療の際にマイクロパルスレーザーを用います。当院ではTOMEY社製IQ577レーザー(マイクロパルスモード搭載)を採用していますので、目にやさしい低侵襲な緑内障治療を行えます。

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